大文字山           地図案内       TOPへ戻る
 
 五山送り火の歴史は定かではないが葵祭、祇園祭、時代祭と並ぶ京都を代表する行事である。 大文字送り火の起源は諸説あり、弘法大師が創始した説、室町幕府第8代将軍・義政が第9代将軍で長男・義尚(よしひさ、1465〜1489、母は日野富子)が若くして病没したのを悼んで1489年の初盆に始めたという説などがある。
 盂蘭盆会(うらぼんえ、お盆)に迎えた先祖の霊が再び浄土に帰る道を照らすために、毎年8月16日五山で送り火が焚かれる。午後8時からこの右大文字から、妙法、船形、左大文字、鳥居形の順に5分間隔で点火され五山送り火が全て同時に見られるのは8時20分から30分頃になる。
 
 
   
 都名所之内「如意嶽大文字」 国立国会図書館蔵  都名所図会「送り火と大文字」国立国会図書館蔵
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