鴨川  平安京造営時より1200年間、絶えない流れの鴨川。TOPへ戻る 東海道五十三次を西に向かってきた旅人は鴨川が流れる三条付近の風景を目にして京を実感した。四季折々に豊かな風情を味わえる。
 
  高瀬川は 1611年から1614年にかけて角倉了以・素庵によって京都中心部と伏見を結ぶために開削された長さ11km、幅7mの運河で約300年間水運に使われ京都の物流改善に貢献した。高瀬川は水深が数十cm程度だったので伏見から京都の中心部まで舟底が平たい高瀬舟を男達が岸からロ−プで曳いた。高瀬川沿いに多くの商店が進出したので今も紙屋町、材木町などの地名が残る。この三条から四条付近は史跡が多く、桜の名所でもあり都会の街に彩りを添える。
 
 
  
  
  
  
  
「都名所之内 三条大はし」  国立国会図書館蔵   江戸時代に描かれた京の風情「都名所之内 四条大橋より縄手通大和橋を望」   国立国会図書館蔵  
  
 
  
 三条大橋 
 
 豊臣秀吉の甥・秀次の幼児や妻妾達39人と家臣10人の菩提を弔う瑞泉寺。 
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