旧三井家下鴨別邸 京都市左京区下鴨宮河町58−2      TOPへ戻る
 「三井家の家祖」されるのが三井高利 (たかとし、1622〜1694)。高利は52歳で江戸日本橋に三井越後屋呉服店(越後屋、後の三越)を開いた。「現金掛け値なし」(現金の定価販売)という当時では新しい手法で布地を販売、それを仕立てて渡すという商法は江戸町民から好評を得て1日1000両を売り上げた日もあったという。
 旧三井家別邸は1925年三井家第10代・高棟(たかむね)が建築し、戦後は国に譲渡されて京都家庭裁判所の宿舎に利用されていたが2011年歴史的価値が注目され重要文化財に指定された。