赤目四十八滝    地図案内       TOPへ戻る
 
赤目四十八滝の内特に大きな滝を赤目五瀑(あかめ ごばく)と言う。この千手滝(せんじゅだき)は赤目五瀑の一つで落差15m、岩を伝って千手の様な無数の水路に分かれて落ちる。 
 奈良県宇陀市から三重県名張市にかけては1500万年前の噴火で出来た室生火山群の山が連なりあちこちで独特の地形を形成している。曽爾高原、兜岩(かぶといわ)、鎧岩(よろいいわ)、屏風岩(びょうぶいわ)、赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)、香落渓(かおちだに、こおちだに)などでは火山活動で形成された柱状節理の雄大な崖がむき出しになっている。 青山高原を含めて室生赤目青山国定公園に指定されている。
 奈良時代には役行者(役小角)が修行し、後の世には忍者の修行場にもなっていたいう。
 
   
 落差15mの不動滝(ふどうだき)。明治中期まではこれより奥は修行をする者しか入れない聖地だった。