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「岡倉先生 先祖之墓」　福井藩士・岡倉勘右衛門の次男が岡倉天心（１８６３〜１９１３、本名は覚三、父の勤務の関係で横浜生まれ）。天心は東京美術学校（東京芸術大学）の設立に努め校長に就任した。「アジアは一つ」（岡倉天心）	南北朝時代の藤島城の土塁跡。１３３８年、新田義貞はこの藤島城に向かおうとして戦死した。
福井は歴史や規模において立派な名刹が多い。 超勝寺（外部サイト）は１３９２年、本願寺五世・綽如（しゃくにょ）の二男・頓円鸞芸（どんえんらんげい）を寺主として創建された。蓮如が滞在したこともあり、超勝寺四代の蓮超は蓮如の娘・蓮周を内室として迎えた。東超勝寺に伝えられる「鹿の子の御影」（かのこのごえい）は、この時に蓮周が持参したという。 　超勝寺は朝倉や信長などの戦国武将と本願寺の興亡をかけて戦った寺歴を持つ。１６０２年、本願寺が分立する際にはこの超勝寺も、本願寺の命により兄・頓恵は教如を支持する東超勝寺（真宗大谷派）と弟・准照は准如（教如の異母弟）を支持する西超勝寺（浄土真宗本願寺派）に分かれた。 　大坂石山合戦で１５８０年に本願寺が信長と和睦する事を余儀なくされた折り、顕如は４月に紀伊国・鷺森別院へ退去したが、顕如の長男・教如はその屈辱的和睦を嫌って８月まで徹底抗戦を続けるなど家内の意思は一統でなかった。